児童書のレビュー・考察ブログ

主に海外の小学生・中学生向け児童書の感想、考察をしています。

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

やぎのあたまに―アウシュビッツとある少女の青春 ネタばれなし感想

アランカ・シーガル作 小柴一 訳 草土文化(出版社) 1982年ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★★☆ 4点 メッセージ性 ★★★★★ 満点 内容 ハンガリーのユダヤ人達の、アウシュヴィッツに送られる直前までの迫害と不安の日々を、少女の目を通して綴るノンフィ…

プリンセス・アカデミー ネタばれなし感想

シャノン・ヘイル 作代田亜香子訳 小学館 面白さ ★★★★☆ 4点 メッセージ性 ★★★★☆ 4点 夢がある度 ★★★★★ 満点 2006年ニューベリー賞オナー賞受賞 内容 ミリは、エスケル山の小さな村に住む十四歳の女の子。毎日、父さんと姉のマーダは石切りの仕事にでかけ、ミ…