児童書のレビュー・考察ブログ

主に海外の小学生・中学生向け児童書の感想、考察をしています。

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

マイゴーストアンクル ネタばれなし感想 

ヴァージニア・ハミルトン作 島式子訳 原生林 1983年ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★☆☆ 3点 メッセージ性 ★★☆☆☆ 2点 内容 1980年代のアメリカ。お母さんと兄のブラザーと3人で暮らす15歳の黒人の少女ツリー。お母さんは仕事で忙しく、ツリーは障害…

アルプスの赤い旗 ネタばれなし感想

ジェイムス・オーマン(アルマン)作 持丸良雄訳 講談社(1958年版) 新訳は「山上にひるがえる旗」 学研(1971年版) ※ともに絶版してます 1955年ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★★★ 満点 メッセージ性 ★★★★★ 満点 熱血度 ★★★★★ 満点 内容 主人公のル…

海をおそれる少年(世界の名作図書館31)1969年版  ネタばれなし感想

アームストロング・スペリー作 飯島淳秀訳 講談社 ※旧約、新訳(「それを勇気とよぼう」 1974年版 久保田輝男訳で学研から出版)ともに絶版 1941年ニューベリー賞受賞 面白さ ★★★★☆ 4点 メッセージ性 ★★★★☆ 4点 わくわく度 ★★★★★ 満点 内容 マファツ少年の島…