児童書のレビュー・考察ブログ

主に海外の小学生・中学生向け児童書の感想、考察をしています。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ともしびをかかげて ネタばれなし感想

ローズマリ・サトクリフ 作 猪熊葉子 訳 岩波書店 1959年 カーネギー賞受賞 面白さ ★★★★★ 満点 メッセージ性★★★★★ 満点 読み応え ★★★★★ 満点 内容 若い軍人アクイラが、いよいよ衰退したローマが四百五十年もの歴史に終止符をうち軍団をブリテンから撤収する…

エリダー 黄金の国 ネタばれなし感想

アラン・ガーナー 作 龍口直太郎訳 評論社1965年 カーネギー賞受賞 面白さ ★☆☆☆☆ 1点 メッセージ性 ★☆☆☆☆ 1点 内容 4人の兄弟はふとしたことからエリダーという異世界に迷い込む。そこで出会った奇妙な男にエリダーを滅びから救うため4つの宝を持ち帰るよ…

魔法にかけられたエラ ネタばれなし感想

ゲイル・カーソン・レヴィン 作 三辺律子 訳 サウザンブックス社 ※旧訳「さよなら、いい子の魔法」はサンマーク出版 1998年ニューベリー賞オナー賞 面白さ ★★★★☆ 4点 メッセージ性 ★★★★☆ 4点 女の子の夢が詰まってる度 ★★★★☆ 4点 内容 ロマンティック・コメ…

ビーストの影 ネタばれなし感想

ジャニ・ハウカー 作 田中美保子 訳 レターボックス社 1985年 ガーディアン賞受賞 面白さ ★★★☆☆ 3点 メッセージ性 ★★★☆☆ 3点 良くも悪くもイギリスらしさ ★★★★★ 満点 内容 ぼくは、ビル・カワード。ネッド・カワードの息子で、チャンダーじいちゃんの孫。正…