児童書のレビュー・考察ブログ

主に海外の小学生・中学生向け児童書の感想、考察をしています。

クルリンたちのゆかいなくらし ネタばれなし感想

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コンスエロ・アルミホ作

福音館書店

ジャンル コメディ 友情

1974年ラサリーリョ賞(スペインでもっとも歴史のある児童文学賞)受賞

面白さ ★★★★★満点f:id:g-mccaghrean:20181205022501j:plain

メッセージ性 ★★★★☆4点

元気になれる ★★★★★満点f:id:g-mccaghrean:20181205022501j:plain

 

小学校中学年くらいから

ゆかいなクルリンにほのぼのほっこり

「クルリンというのは生き物の名前です。(中略)どこに住んでいるかというと、たしかなことはわたしにもわからないのです。まだだれも足をふみこんだことのない、アメリカ大陸の深い森のなかかもしれないし、それともアフリカの砂漠のどこかかもしれない。もしかしたら、火星とか、木星とか・・・。いや、ひょっとすると、君のベッドの下にいるかもしれない。」

作者前書きより

内容 クルリンとは体が緑色の生き物です。

ちょっと抜けていてのんきでお人よしなクルリンたちの毎日はゆかいなことがいっぱい。

どろぼうを追っ払ったり、ひみつの集まりをしたり、魔法にかけられたお姫さまのメッセージ(?)を見つけたり・・・・。

 

感想 一言で言えば、クルリンという生き物たちのくすっと笑える愉快な日々のお話(^O^)

 

だいたいクルリンというものはちょっととぼけた奴らで、読みながらそのぼけっぷりに突っ込んだり、笑わされていればいい。キャラクターみんなして微笑ましいったらありゃしない (*´∀`*) 。そしてたまにじんときたりちょっとだけほろりとしたり。子どもが楽しめるのはもちろん、大人もきっと癒されるはずf:id:g-mccaghrean:20181205022501j:plain

 

 

クルリンたちのゆかいなくらし (世界傑作童話シリーズ)

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