児童書のレビュー・考察ブログ

主に海外の小学生・中学生向け児童書の感想、考察をしています。

屋根にのぼって ネタばれなし感想

 

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オードリー・コルンビス作

白水社

 

2000年ニューベリー賞オナー賞受賞 f:id:g-mccaghrean:20181205020107j:plain

 

面白さ ★★★★☆ 4点

メッセージ性 ★★★★☆ 4点

読後感の良さ ★★★★★ 満点

 

内容 少女ウィラ・ジョーと小さな妹がパティおばさんの家の屋根にのぼったまま下りてこなくなったわけは? 多感な少女の心の揺れをさわやかに描く感動的な物語。

感想  すがすがしくて気持ちいい読後感を残してくれる、温かな物語です。その読後感が好きで何度も読みました(≧∀≦)。登場人物も魅力的で、生き生きとしています。主人公たちが、悲しみから癒されていく過程は、読んでいるこちらも癒されて気持ちが柔らかくなっていくようでした (*´∀`*) 。

 

作品全体の雰囲気がここちよく、包み込むように優しくさわやかです。

おじさんの、おじいさんとの思い出の話が胸にしみました。

 

屋根にのぼって

屋根にのぼって

 

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