児童書のレビュー・考察ブログ

主に海外の小学生・中学生向け児童書の感想、考察をしています。

村は大きなパイつくり ネタばれなし感想

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ヘレン・クレスウェル作

岩波書店

 1967年カーネギー賞受賞f:id:g-mccaghrean:20190114021925j:plain

面白さ ★★★★☆ 4点

メッセージ性 ★★☆☆☆ 2点

わくわく度 ★★★★★ 満点f:id:g-mccaghrean:20181205022501j:plain

 

内容 王さまが開く、パイづくり大競技会。ダービー村のアーシーは、村じゅうの人の応援で、2000人分のパイを作ることにした。秘密がよそにもれないように、村人たちも大はりきり、あれやこれやの苦労の結果は……。

 

感想 子どものころにこれを食い入るように読んで、とてもとても面白いと思いました(^O^)。ものすごく大きな食べ物というのはやっぱり夢がありますね。

 

それを果たしてどうやって作るのか、その過程もこの本は楽しく読ませてくれます。作者さんがとても楽しんで書いたとあとがきにもありますが、楽しさが伝わってきました。

現実的にはあり得ないような話なので大人が読んだら、「こんなこと無理だ」と白けてしまうかもしれませんが、児童書としてはアリですね

 

村は大きなパイつくり

村は大きなパイつくり

 

ミートパイ食べたくなっちゃいますよね!物語中のパイにイメージが近そうなものを張っておきますね。

cookpad.com

読んでいただき、ありがとうございました!