児童書のレビュー・考察ブログ

主に海外の小学生・中学生向け児童書の感想、考察をしています。

きらきら ネタばれなしレビュー

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シンシア・カドハタ作        代田亜香子 訳             

白水社

2005年ニューベリー賞受賞 f:id:g-mccaghrean:20190719215514j:plain

 

面白さ ★★★★☆ 4点

メッセージ性 ★★★☆☆ 3点

 

 

内容  姉のリンがわたしに最初に教えてくれたことば、それは「きらきら」という日本語。深くてしかも透き通った海や空をあらわすことば。ある日系家族の強い愛のきずなを描き、全米の感動をよんだ美しい小説。

 

感想 微妙でした…f:id:g-mccaghrean:20190809134207p:plain

個人的に、とりとめのない日常話というのがすごく苦手で、本作も前半、たいしたことは起こらず、淡々と話が進むので、ちょっとしんどかったです。

 

ほかの方のレビューを読んだところ、泣いたとか感動したとかの意見も多かったので、たぶん静かなヒューマンドラマや、家族ものが好きな方にはとてもいいお話なのだと思います。

 

ケイティたちは、暮らしが楽ではないとはいえ、当時の黒人たちの境遇に比べたら、命の危険も低そうで、だいぶ平和そうだとか思ってしまった。

本作が好きな方、こんなレビューですみません。

読んでいただいてありがとうございました。

 

きらきら

きらきら