児童書のレビュー・考察ブログ

主に海外の小学生・中学生向け児童書の感想、考察をしています。

ヒューマンドラマ

新着順 人気順

不思議を売る男 ネタばれなし感想

ジェラルディン・マコーリアン作 偕成社 1989年カーネギー賞受賞 1989年ガーディアン賞受賞 面白さ ★★★★☆ 4点 メッセージ性 ★★★★☆ 4点 内容 エイルサが図書館で出会ったその男は翌日から、エイルサの母親の古道具店ではたらくことになった。はじめは不審に思…

揚子江の少年 ネタばれなし感想

エリザベス・ルイス作 小出正吾訳 1958年版 講談社 (絶版してます) (※ 本書は、3回翻訳されています。『長江上流の若者』本間立也訳 改造社 1938版/『揚子江の傅さん』小出正吾実業之訳 日本社 1942年版など) 1933年ニューベリー賞受賞 面白さ …

SO B. IT (ソー・ビー・イット) ネタばれなし感想

サラ ウィークス作 エクスナレッジ(出版社) 面白さ ★★★★★ 満点 メッセージ性 ★★★★★ 満点 先が気になる度 ★★★★★満点 内容 ネバダ州のリノに住む、知的障害者の母親をもつ少女ハイディ。隣人に支えられた暮らしは、最小限にシンプルだが愛情に満たされていた…

ともしびをかかげて ネタばれなし感想

ローズマリ・サトクリフ 作 猪熊葉子 訳 岩波書店 1959年 カーネギー賞受賞 面白さ ★★★★★ 満点 メッセージ性★★★★★ 満点 読み応え ★★★★★ 満点 内容 若い軍人アクイラが、いよいよ衰退したローマが四百五十年もの歴史に終止符をうち軍団をブリテンから撤収する…

クレージー・マギーの伝説 ネタばれなし感想

ジェリー スピネッリ作 偕成社 1991年 ニューベリー賞受賞 面白さ ★★★★★ 満点 メッセージ性 ★★★★★ 満点 ヒーロー度 ★★★★★ 満点 内容 だれよりも速く、遠くまで走れる子。どんなひものもつれも、あっというまにほどいちゃう子。動物園の赤ちゃんバッファ…

風の子キャディー ネタばれなし感想

1936年ニューベリー賞受賞 キャロル・ライリー・ブリンク作 ケート・セリディ絵 講談社(絶版してます) 面白さ ★★★★★満点 メッセージ性 ★★★★★満点 元気になれる ★★★★★満点 ジャンル 成長物語 冒険 家族もの 内容 開拓時代のアメリカを舞台にした、お転婆少…

ガラスの家族 ネタばれなし感想

キャサリン・パターソン作 岡本浜江 訳 偕成社 1979年 ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★★☆ 4点 メッセージ性 ★★★★☆ 4点 内容 里親の間を転々としてきた11才のギリーは、したたかな少女だった。愛されることのなかった少女が初めて知った家族とは。 感…

ふくろう模様の皿 ネタばれなし感想

アラン・ガーナー 作 神宮輝夫 訳 評論社 1967年カーネギー賞受賞 面白さ ★★☆☆☆ 2点 メッセージ性 ★★☆☆☆ 2点 内容 「親同士が再婚したアリスンとロジャは夏休み、アリスンの母親の別荘にやってきます。深い谷間にある小さな村のお屋敷。この村出身であるグゥ…

からすが池の魔女 ネタばれなし感想

エリザベス・ジョージ・スピア作 岩波書店 1959年ニューベリー賞受賞 面白さ ★★★★★ 満点 メッセージ性 ★★★★★ 満点 話の重厚さ ★★★★★ 満点 内容 バルバドス島生まれの少女キットは独立直前のニューイングランドに渡るが土地柄になじめない日々を送る。そんな…

歌う木 ネタばれなし感想

ケイト・セレディ 作 松本恵子訳 福音館書店(1971年)/偕成社(文庫版 1980年) 1940年ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★★★ 満点 メッセージ性 ★★★★★ 満点 感動度 ★★★★★ 満点 内容 1936年ニューベリー賞、オナー賞の「すてきなおじさん」の続編。…

赤い十字章―画家ベラスケスとその弟子パレハ  ネタばれなし感想

面白さ ★★★★★ 満点 メッセージ性 ★★★★★ 満点 エリザベス・ボートン デ・トレビノ作 さ・え・ら書房 1966年ニューベリー賞受賞 内容 スペインの宮廷画家ベラスケスにはファン・デ・パレハという黒人奴隷がいて、彼の仕事を助けていた。ベラスケスによる肖像画…

首のないキューピッド ネタばれなし感想

ジルファ・キートリー・スナイダー 作 冨山房(絶版してるので、読むとしたら、図書館で取り寄せなどでどうぞ) 1972年ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★★☆ 4点 メッセージ性 ★★★★☆ 4点 はらはらドキドキ度 ★★★★★ 満点 内容 デービットの家に、義母モリ…

サム兄さんは死んだ ネタばれなし感想

ジェイムズ・リンカン・コリアー&クリストファー・コリアー作 青木信義 訳 ぬぷん児童図書出版 1975年 ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★★★ 満点 メッセージ性 ★★★★★ 満点 読みやすさ ★★★★★ 満点 内容 アメリカ独立戦争でミーカ一家は渦中に入ってしま…

魔女ジェニファとわたし ネタばれなし感想

カニグズバーグ作 松永ふみ子 訳 岩波書店 1968年ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★★☆ 4点 メッセージ性 ★★★★☆ 4点 内容 ニューヨーク郊外の小学校に転校してきたばかりのエリザベスは,ハロウィーンのおまつりの日に,黒人の少女ジェニファと出会いま…

橋の下の子どもたち ネタばれなし感想

ナタリー・サベッジ・カールソン作 ガース・ウィリアムズ画 フェリシモ出版 1959年ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★★★ 満点 メッセージ性 ★★★★★ 満点 ほっこり度 ★★★★★ 満点 内容 ノートルダム大聖堂のちかくの橋をねぐらにするアルマンじいさんは、お…

テラビシアにかける橋 ネタばれなし感想

キャサリン・パターソン 作 偕成社 1978年ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★★☆ 4点 メッセージ性 ★★★★★ 満点 感動度 ★★★★☆ 4点 内容 絵の好きな少年ジェシーと、となりに引っ越してきた風変わりな少女レスリー。テラビシアと名づけた秘密の場所で、ふた…

百まいのドレス ネタバレなし感想

エリノア・エスティス作 岩波書店 1945年ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★★☆ 4点 メッセージ性★★★★☆ 4点 内容 「百まいのドレス」を持っていると言い張る、まずしいポーランド移民の女の子ワンダ。人気者で活発なペギーが先頭に立って、みんなでワン…

クローディアの秘密 ネタばれなし感想

カニグズバーグ作 岩波書店 1968年 ニューベリー賞受賞 面白さ ★★★★★ 満点 メッセージ性 ★★★★★ 満点 わくわく度 ★★★★★ 満点 内容 クローディアは退屈だった。何か変わったことがしてみたい。でもダサいのはいや。家出することにしたクローディアは、一定の目…

すえっ子のルーファス ネタばれなし感想

エレナー・エスティス作 1944年ニューベリー賞オナー賞受賞 岩波書店 面白さ ★★★☆☆ 3点 メッセージ性 ★★★☆☆ 3点 ほのぼの度 ★★★★★ 満点 内容 モファット家のすえっ子ルーファスは、いつも元気いっぱい。左利きなので草野球で思いがけない大活躍をしたり、腹…

ビーバー族のしるし ネタばれなし感想

エリザベス・ジョージ・スピア作 あすなろ書房 1984年ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★★★ 満点 メッセージ性 ★★★★★ 満点 わくわく度 ★★★★★ 満点 内容 1768年春、マットと父さんはこの森に住む最初の白人として、マサチューセッツ州のクインシーから越…

トニーが消えた日 ネタばれなし感想

マリアン・D・バウアー作 佑学社 1987年ニューベリー賞オナー賞受賞 メッセージ性 ★★★★★ 満点 為になる度 ★★★★★ 満点 内容 夏のあつい日、ジョニーは幼友だちのトニーと州立公園へ出かける。とちゅう、遊泳禁止の川でトニーが泳ごうと言う。ジョニーは断わ…

きいてほしいの、あたしのこと ―― ウィン・ディキシーのいた夏 ネタばれなし感想

ケイト・ディカミロ 作 ポプラ社 2001年ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★★☆ 4点 メッセージ性 ★★★★☆ 4点 ほんわか度 ★★★★★ 満点 内容 スーパーの中で出会った、おかしな犬ウィン・ディキシー。さみしがりやで、笑った顔がとくいで、びっくりすると、く…

ラモーナとおとうさん ネタばれなし感想

ベヴァリー・クリアリー作 学研 1978年ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★★★満点 メッセージ性 ★★★★★満点 小学校中学年くらいから ジャンル ヒューマンドラマ 家族もの 内容 ラモーナのすきな日は、クリスマスと、自分の誕生日と、おとうさんの給料日で…

コウノトリと六人の子どもたち  ネタばれなし感想

マインダート・ディヤング作 挿絵 モーリス・センダック 岩波書店 面白さ ★★★★★満点 メッセージ性 ★★★★★満点 ほっこり度 ★★★★★満点 1955年ニューベリー賞受賞 ジャンル ヒューマンドラマ 冒険 小学校高学年くらいから コウノトリを巡って村は大騒ぎ 内容 コ…

アル・カポネによろしく ネタばれなし感想

ジェニファ・チョールデンコウ作 あすなろ書房 2005年ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★★☆ 4点 メッセージ性 ★★★★★ 満点 読後感の良さ ★★★★★ 満点 「カポネ洗濯サービス 一生に一度のチャンス! アル・カポネやマシンガン・ケリーなど、名高き社会の敵…

わたしがいどんだ戦い 1939年 ネタばれなし感想

キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー作 大作道子訳 評論社 2016年ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★★☆ 4点 メッセージ性 ★★★★☆ 4点 内容 一九三九年。二度目の世界大戦さなかのロンドン。足の悪いエイダは、けんめいに歩く練習をしていた。歩け…

マイゴーストアンクル ネタばれなし感想 

ヴァージニア・ハミルトン作 島式子訳 原生林 1983年ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★☆☆ 3点 メッセージ性 ★★☆☆☆ 2点 内容 1980年代のアメリカ。お母さんと兄のブラザーと3人で暮らす15歳の黒人の少女ツリー。お母さんは仕事で忙しく、ツリーは障害…

みんなワッフルにのせて ネタばれなし感想

ポリー・ホーヴァート 白水社 2002年ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★★★★ 満点 メッセージ性 ★★★★☆ 4点 雰囲気の良さ ★★★★★ 満点 内容 港町に住む少女の両親が嵐の日に海で行方不明になり、町の人は死んだと決め込む。それを信じない少女が巻き起こす珍…

エレベーター ネタばれなし感想

ジェイソン・レナルズ作 青木千鶴訳 早川書房 2018年 ニューベリー賞オナー賞受賞 内容 愛する誰かが殺されたなら、殺したやつを見つけだし、かならずそいつを殺さなければならない。―ウィルの兄が射殺された。悲しみに暮れるウィルが兄の洋服箪笥から見つけ…

ジュニア・ブラウンの惑星 ネタばれなし感想

ヴァージニア・ハミルトン作 岩波書店 1972年ニューベリー賞オナー賞受賞 面白さ ★★☆☆☆ 2点 メッセージ性 ★★☆☆☆ 2点 内容 悩みにうちのめされそうになっているジュニア。彼の心を開こうとするタフなバディー。環境も性格もまったく異なる二人の中学生の友…